## ■Procreate [Procreate](https://apps.apple.com/jp/app/procreate/id425073498) Procreateは、子どもからシニアまで誰でも手軽に使える、豊富な機能を備えたお絵描きアプリです。1,800円(2026年2月25日現在の価格)の有料アプリですが、1,800円分以上の価値あるアプリです。私が絵を描くときも一番よく使うアプリです。 ![](fee5fd6475380badef65332559ecbab7.png) リリース当初からシンプルで直感的なUIが特徴のProcreateは、初めてでもすぐに描き始められるのが魅力。Apple Pencilとの相性も抜群で、まるで本物の紙に描いているかのような感覚を味わえます。 豊富なブラシ、アニメーション機能、タイムラプス録画など、プロにも対応できる機能を搭載。イラストや漫画、デザイン制作など、幅広い用途に対応します。 使い勝手のよさと、描く楽しさの両方を大切にした設計。細かい設定に悩まされることなく、すぐに創作に集中できます。初心者にとっては最初の1本に、経験者にとっては頼れる相棒になるアプリです。 ![](95eed51d80a94c3b39a626a4c9266a68.png) Procreateの好きなところは、そのシンプルなインターフェースです。絵を描くときに邪魔になることがありません。普段配信しているニュースレターに使用する画像も、ほぼ全てProcreateで描いています。 ### 筆圧曲線の設定 お絵描きアプリによってはアプリ内で筆圧曲線というものが設定できます。Apple Pencilのペン先がすぐに減ってしまう人や、元々の筆圧が弱めな人は筆圧曲線を調整しておくことをおすすめします。筆圧曲線の設定を変更することによって、弱い力でも濃く太く線が描けるようになったり、その逆の設定もできます。 書くときに力を入れなくてもよくなるので、長時間描いていても疲れにくくなります。 ![](2e3ea8be9f5fda55265a5d5836b84735.jpg) 画像はProcreateの筆圧設定サンプルです。 カーブを膨らませると弱い筆圧でも太く濃い線が描けるようになります。 ※サンプルは6B鉛筆ブラシ使用 ![](1b0305278e312cfd0901ae4e9d00bd6e.jpeg) アクションメニュー(ナットのアイコン)の「環境設定」 > 「筆圧とスムーズ」から筆圧曲線を編集できます。 ![](ea5c749725de6914c11fd2344e427c62.jpeg) 線をドラッグするとポイントが追加され直線から曲線になります。 ポイントをタップすると「削除」と「リセット」が選べます。 ![](0e0f6b42cba8b7fb435102592bd0755c.jpeg) この本の表紙もProcreateで制作しました。 ## Procreateで年賀状イラスト 子供が冬休みの宿題で書き初めをしていたので、その際に一緒に書いた作品を取り込んで加工しました。 ![](248112e15e24c6e29189e3fdf66307c8.jpeg) ### 最初はアナログで書く 1月1日に子供と一緒に書き初めをしました。 ![](f9ba740fc9e98b9f0b09cb5661f8d1e3.jpeg) 書き初め用紙は子供の分しかなかったので、私は普通の半紙に書きます。右下の文字は、「龍」の草書体です。 書いたものをスキャナアプリで取り込みます。使用したのは[vFlat Scan](https://apps.apple.com/jp/app/vflat-scan-pdf-scanner/id1540238220)です。 vFlat ScanはVrewと同じ会社が開発したスキャナアプリで、無料のままでも十分使えるスキャナアプリです。 ![](7f8f9fe3a5d9b049303d55c10caa7591.jpeg) [vFlat Scan - PDF Scanner](https://apps.apple.com/jp/app/vflat-scan-pdf-scanner/id1540238220) 多少斜めに撮影しても、用紙サイズを認識して、自動補正してくれます。用紙認識は無料でできますが、自動撮影(自動で撮影ボタンが押されて保存される機能)はPro版の機能です。 ![](0663c6f36ff1f91653f702d81458b0f6.jpeg) vFlat Scanは無料のままでも、画像書き出し時に透かしが入りません。 以前使用していたスキャナアプリの[[Scanner Mini]]は印刷や共有をする場合、無料だと大きな文字でアプリ名が入る仕様に途中で変わってしまい使いづらくなっていました。 ### Procreateに取り込み加工 スキャナアプリから画像保存したものを、Procreateに読み込みます。 ![](6668152c7ef5868554e54903ebaf1518.jpeg) Procreate内に自動選択ツールがあるので、その機能を使い、黒い部分だけを選択、塗りつぶします。細かい部分も拡大表示しながら、しきい値を調整しながら選択。 ![](2811c864a9344768d281b4fa06a70cb9.jpeg) 余分な部分まで塗りつぶしされているところは、後から消しゴムツールで削除していきます。 ![](7ef80da6d959166bd384c9423262bf31.jpeg) 不要な部分を削除した後、「マスクをクリップ」機能を利用して色とテクスチャ(四角の模様)を追加しました。 ![](0210a6227225978e59cb971f4de99bb9.jpeg) 上から龍の顔と文字を書いて完成です。 ![](7b3b759f0debd1a804f61b3aaf3645ac.jpeg) ### アナログとデジタル 今回は息子と一緒に筆と墨汁を使って書いた文字をスキャナアプリで取り込み、Procreateで加工しました。 iPadには[[Zen Brush]]という有名な習字アプリもあるので、最初からiPadだけでも制作可能です。 - [Zen Brush 2](https://apps.apple.com/jp/app/zen-brush-2/id1012274888)(400円買い切り) - [Zen Brush 3](https://apps.apple.com/jp/app/zen-brush-3/id1531841731)(700円買い切り) ![](b9e534f4d114d6dbb437d48b63b24f1b.jpeg) [[Zen Brush]]もかなり本物に近いリアルな描画ができるんですが、それでもやっぱり墨の匂いや、半紙に墨が飛んで汚れるところは再現できません。 反対に、デジタルなら何度でもやり直しが簡単にできるし、手が汚れることもありません。準備や片付けの手間も不要です。 アナログとデジタルにはそれぞれの良さがあるため、目的に応じて使い分け、時には両方をミックスすることで、より効果的に活用できると思います。 ## Procreateの特徴 - シンプルで直感的なインターフェースで子どもからシニアまで使える操作性 - Apple Pencil対応で自然な描き心地 - 豊富なブラシ(カスタムブラシも作成可能) - キャンバスサイズの自由な設定 - タイムラプスで制作過程を自動録画 - レイヤー機能・マスク・ブレンドモード完備 - アニメーション制作にも対応 - PSDファイルのインポート・エクスポート対応 ### Procreateの料金 Procreateは1,800円の買い切りアプリです。 ### Procreateの使い方をもっと知りたいなら - [書き初めからデジタルアートへ](https://ipadworkers.substack.com/p/2024newyear) - [毎日5分の新しい習慣から得られたよい効果](https://ipadworkers.substack.com/p/210122procreate) - 🎨 [Procreate 5.4でデジタルお絵描きがもっと楽しくなる](https://ipadworkers.substack.com/p/iwpodcast-178) #### Procreateのアップデート内容 2025年後半には、数年ぶりとなる大規模なブラシシステムの刷新(5.4)や、iPadOS 26に合わせたUIの刷新が行われています。 Procreateは買い切り型のモデルを維持しており、2025年のアップデートでは特に「ブラシ管理の利便性向上」と「最新ハードウェア(iPad Pro M4以降)への最適化」に重点が置かれています。 2025年4月以降、Procreateには以下の新機能や改善が追加されました。  * **キャンバス外へのレイヤー配置**: レイヤーをアートボードの外側に配置しても自動でクロップ(切り抜き)されないようになり、コラージュや構図の調整が容易に  * **元に戻す(Undo)履歴の保存**: ファイルを閉じても「元に戻す」の履歴を保持できるオプションが追加  * **レイヤー上限の緩和**: 最新のiPadチップ(M4/M5)におけるメモリ最適化により、高解像度キャンバスでの最大レイヤー数が増加  * ギャラリーからのファイル書き出し速度の高速化  * **新デザイン「Liquid Glass」UI**: iPadOS 26に合わせ、インターフェースを刷新。視認性を高めつつ、よりモダンで透明感のあるデザインに  * **カスタマイズ可能なツールバー**: よく使うツールをツールバーに固定できる機能の改善  * **ブラシシステムの刷新**: ブラシエンジンの大幅なオーバーホールにより、描画のレスポンスと表現力が向上  * **iCloudブラシ同期**: 自身のカスタムブラシやライブラリをiCloud経由で自動バックアップ・同期できるように  * **ブラシ検索機能**: ブラシの中から名前で検索  * **カスタムブラシライブラリ**: 独自のブラシセットを作成し、アイコンや絵文字を設定して整理可能に  * **180種類以上の新規ブラシ**: 有名なブラシ開発者Kyle T. Webster氏との協力による、高品質なデフォルトブラシセットを追加  * **Brush Studioのアップデート**: ジッター(揺らぎ)制御やアルファ閾値設定など、より高度なブラシカスタマイズが可能に  * **M4チップ搭載iPad Proへの最適化**: 新型iPad Proのパフォーマンスを最大限に引き出すためのレンダリングエンジン調整  * **Apple Pencil Proへの対応と最適化**: 新しいペンシルでのホバー機能や触覚フィードバックのサポート、バレルロール(軸回転)とスクイーズ(指での押し込み)の反応精度をさらに微調整 2024年4月以降、Procreateには以下の新機能や改善が追加されました。 - **アニメーションPNGのフレームを読み込みと同時に保持可能**:統合されずに保持されるようになった - **音声入力でキャンバスにテキストを追加可能**:クラッシュせずに音声入力対応 - **レイヤーグループの解除機能を追加**:タップまたはレイヤーオプションから解除可能 - **選択内で「追加で削除」する操作が可能**:消去操作の柔軟性向上 - **レイヤーを他のアートワークへドラッグ時に継続してスムーズに動作**:アートワーク間の移動が自然に - **最新のiPadとの互換性を追加**:ハードウェア対応が向上 - **Apple Pencil Proに対応**:専用機能の使用が可能に - **バレルロール機能を追加**:ブラシの回転・サイズ・透明度などを滑らかに調整可能 - **スクイーズ機能を追加**:レイヤー選択やショートカットの起動が可能 - **触覚フィードバック機能を追加**:選択や描画時に振動によるフィードバックを提供 - **optionキー機能を再導入(外部キーボード)**:Mac風の操作性が復活