[Pixelmator Pro](https://apps.apple.com/jp/app/pixelmator-pro-%E7%94%BB%E5%83%8F%E7%B7%A8%E9%9B%86/id6746662575)
Pixelmator Proは、Appleデバイスに最適化された、直感的でプロフェッショナルな画像編集アプリです。元々はMac専用のパワフルなアプリとして愛されてきたPixelmator Proですが、2026年の1月にiPadOS向けにゼロから再設計し、Apple Creator Studioの一部として提供が開始されました。
![[Pixelmator Pro-1769761651634.jpeg]]
レイヤーベースの高度な編集、ベクターグラフィックスの作成、そして強力なAI(機械学習)を活用した自動補正など、**デスクトップ級のクリエイティブワークをiPad一台で完結できる**のが最大の特徴です。MacとiPadのデバイス間でもシームレスに機能が連携できるようになり、場所を選ばない本格的なクリエイティブ作業が可能になっています。
![[o-2601_iw.185🎧-1769840412323.jpeg]]
## Pixelmator Proの特徴
- **直感的な操作とシンプルなUI**:複雑なツール群がスッキリと整理されており、Apple純正アプリのような使い心地です。
- **AIを駆使した高度な編集機能**:背景の自動削除、低解像度写真の「超解像(Super Resolution)」、ワンタップでの色調補正などが可能。
* **高度なレイヤー管理と非破壊編集**:複数の画像を重ねたり、テキストやシェイプを自由に配置したりでき、いつでも元の状態に戻せる「非破壊編集」をベースにしています。
* **Photoshop(PSD)との高い互換性**:PSDファイルの読み込み・書き出しに対応
- **Apple Creator Studioの一部に統合**:Appleによる買収を経て、今後は純正アプリのひとつとしてのさらなる連携強化が期待。
![[Pixelmator Pro-1769839480067.jpeg]]
## iPadにやってきたPixelmator Pro
これまでPixelmator ProはMac専用のアプリでした。iPadには「[Pixelmator](https://ipadworkers.substack.com/p/iwpodcast-120)(現在はPixelmator Classic iOS)」や「[Pixelmator Photo](https://apps.apple.com/jp/app/pixelmator-photo/id1444636541)(現在はPhotomator)」という個別のアプリが提供されていましたが、Mac版にのみ高度な機能(詳細なレイヤー編集機能など)が使える画像編集ソフトとしてPixelmator Proがありました。
![[Pixelmator Pro-1769839795775.jpeg]]
そのPixelmator Proが今回の「Apple Creator Studio」のサービス提供に合わせて、iPadでも使えるようになったんです。(MシリーズまたはA16以降のチップ搭載モデル対応)
Pixelmator Proアプリを起動すると、書類の新規作成かファイルを開く画面が表示されます。Keynote・Pages・Numbersなどと同じUIです。
![[o-2601_iw.185🎧-1769840056707.jpeg]]
「書類を作成」ボタンをタップすると、多くのテンプレートから選択可能です。
![[o-2601_iw.185🎧-1769840153956.jpeg]]
各ソーシャルメディアに最適なサイズやデザインが用意されているので、ちょっとした画像作成には便利そうです。Canvaにも同じようにテンプレートがたくさん用意されているので、それと同じような感じです。
![[o-2601_iw.185🎧-1769840198710.jpeg]]
Appleデバイスの中に画像がはめ込めるようなテンプレートもたくさんありました。アプリ開発者の人なんかも想定されているのかもしれません。
![[o-2601_iw.185🎧-1769840293347.jpeg]]
プレースホルダーとして設定されているため、自分で撮影したスクリーンショット画像への置き換えなどが簡単にできます。
![[o-2601_iw.185🎧-1769840356725.jpeg]]
Pixelmator ProはPhotoshopとIllustratorを合わせたようなアプリになっているので、ベクターデータも扱えます。ペンツールやシェイプツールでパスを描けます。
![[o-2601_iw.185🎧-1769840412323.jpeg]]
ブラシツールを使えば、Procreateのように直接ブラシで絵や文字を描くこともできます。ブラシの種類もそれなりに用意されています。
![[o-2601_iw.185🎧-1769840474953.jpeg]]
クリッピングマスク機能や、ぼかし(ガウス)フィルターなど、よく使う機能はそれなりに揃っているので、簡単な画像編集には困らないと思います。
![[o-2601_iw.185🎧-1769840544426.jpeg]]
最初に表示されているツール数(画面右端がツールバー)はそんなに多くないのですが、「…」からツールのカスタマイズをタップすると、多くのツールが隠れています。下に表示されているツールは、自分の好みに合わせてツールバーに追加できます。ツールアイコンの上にツールをドラッグすると、スタックもできます。
![[o-2601_iw.185🎧-1769840617039.jpeg]]
iPadに最適化されているといえば、そうなんですが、どうもAdobeツールに慣れている人にはちょっと操作しづらい感覚があります。レイヤーパレットとツールバーが左右逆だから?なのかな。
ファイル拡張子は「.pxd」になります。JPEG書き出しすると92KBくらいになる1206×972px(72dpi)の画像ファイル(レイヤー数はたったの2枚)が、Pixelmator Pro形式のファイルで保存すると1.3MBになります。
![[o-2601_iw.185🎧-1769841238510.jpeg]]
書き出し形式は、JPEG、HEIC、AVIF、PNG、WebP、TIFF、SVG、PDF、Pixelmator Pro、Photoshopに対応しています。
![[o-2601_iw.185🎧-1769841216251.jpeg]]
Pixelmator Pro単体で見ると、PhotoshopやIllustrator、Affinityシリーズのアプリに比べると、かなり簡易版、Canvaと同じくらいといった印象です。期待していた高度な機能っぽいものも今のところはそこまでめちゃくちゃ賢くはないです。(自動選択とか削除とか)
![[o-2601_iw.185🎧-1769842091583.jpeg]]
今後に期待という感じです。
### iCloud Driveを通じてMacとiPad間でセミリアルタイムでファイル同期
iCloud Driveを通じてMacとiPad間でファイルを途切れることなく編集できるのが大きなメリットです。外出先のカフェでの隙間時間にiPadでベースを作り、自宅のモニターに繋いだMacで最終的な仕上げを行うといった柔軟なワークフローが実現します。また、長年買い切りアプリとして良心的なアップデートを重ねてきた信頼感もあります。
## Pixelmator Proの料金
Pixelmator Proは「Apple Creator Studio」の一部として提供されています。アプリは無料でダウンロードできますが、サブスクリプション契約がないと使用できません。
「Apple Creator Studio」に含まれるのは、Final Cut ProやLogic Pro、Pixelmator Proといった動画、音楽、画像編集のプロ向けアプリと、Keynote・Pages・Numbersのプレミアム機能(AIを使ったインテリジェンス機能)が含まれます。
![[Apple Creator Studio-1769761748587.jpeg]]
### Apple Creator Studioの料金
- 一般: 月額1,780円 / 年額17,800円(税込)
- 学生: 月額480円 / 年額4,800円
### Apple Creator Studioに含まれるアプリ
1. **Final Cut Pro** - 動画編集
2. **Logic Pro** - 音楽制作・DAW
3. **Pixelmator Pro** - 画像編集(PhotoshopとIllustratorを併せたようなアプリ)
4. **Motion** - モーショングラフィックス(Mac専用)
5. **Compressor** - 圧縮ツール(Mac専用)
6. **MainStage** - ライブパフォーマンス用(Mac専用)
これら6つのアプリに加え、Keynote、Pages、NumbersのAIを活用したプレミアム機能も利用可能になります。
1点注意しないといけないのは、[Final Cut Pro for iPad](https://apps.apple.com/jp/app/id1631624924)や[Logic Pro for iPad](https://apps.apple.com/jp/id1615087040)をすでにサブスクリプション登録している場合、単体のサブスクリプションを手動でキャンセルしないと二重に課金が発生する点です。
[サブスクリプションの確認・解約方法はこちら](https://ipadworkers.substack.com/i/125063436/サフスクリフションの確認解約方法)
Final Cut ProとLogic Pro、それぞれ単体契約だと700円なので2つのアプリを利用するためには今まで月1,400円が必要でした。2つのアプリをすでに使っていた人にとっては、プラス300円ほどでPixelmator ProやKeynote・Pages・Numbersなどのプレミアム機能が使えるので、メリットが大きいです。
![[Apple Creator Studio-1769761777770.jpeg]]
1ヶ月無料トライアル付きです。家族共有も使用できるため、複数人で使える場合もお得な感じがします。
ただ、「動画編集だけ」したい人、「音楽編集だけ」したい人、「画像編集だけ」したい人、「Keynote・Pages・Numbersなどのプレミアム機能だけ」欲しい人、「iPadだけでしか作業しない人」には今のところあんまりおすすめできないかもしれません。
iPadを使って動画編集したいなら、[[📱LumaFusion]]や[[📱DaVinci Resolve for iPad]]などもおすすめです。音楽編集なら[[📱GarageBand]]でもいけるかもしれません。画像編集に関しては何をやるかによって結構変わるのでこれが一番おすすめというアプリはありませんが、[[📱Canva]]や[[📱Affinity Photo]]などでもPixelmator Proと同じ作業ができる場合があります。
## Pixelmator Proの使い方をもっと知りたいなら
- [Apple Creator Studioって結局どう?](https://ipadworkers.substack.com/p/iwpodcast-185)
- [Adobeの代替アプリ](https://ipadworkers.substack.com/p/iwpodcast-120)
## Pixelmator Proのアップデート内容
### 2026年2月:バージョン4.0.2 アップデート
- **パフォーマンスの最適化**:多数のレイヤーを含む複雑なドキュメントのレンダリング速度を改善
- **バグ修正**:iCloud経由でMac版とファイルを同期する際に、特定のベクターシェイプが正しく表示されない問題を解決
- **安定性の向上**:外部モニター出力中にアプリが強制終了する稀なケースを修正
### 2026年2月:バージョン4.0.1 アップデート
- **Apple Pencil Proの挙動改善**:スクイーズ(指での押し込み)によるツール切り替えの感度を調整
- **UIの微調整**:iPad mini(A17 Pro)などの小型デバイスにおいて、一部のパネルが重なって表示されるレイアウトの問題を修正
- **言語サポートの強化**:日本語を含む一部の言語でのローカライズ表記の誤りを修正
### 2026年1月:バージョン4.0 アップデート
- **iPad版 Pixelmator Pro の提供開始**:macOS版の強力な機能をiPadOS向けにゼロから再設計し、Apple Creator Studioの一部として提供開始
- **フルレイヤー・ワークフロー**:テキスト、図形、画像、動画を自在に組み合わせられるプロ仕様のレイヤー機能を搭載
- **AI機能(Apple Intelligence)対応**:被写体のワンタップ選択、背景削除、低解像度画像の高精細化(Super Resolution)に対応
- **Apple Pencil 完全対応**:ホバー、スクイーズ、バレルロール(軸回転)を活用した直感的な編集を実現
- **Macとの連携**:ユニバーサル・ファイル形式により、iCloud経由でMacとiPadの間でシームレスに作業の継続が可能