[「LumaFusion」をApp Storeで](https://apps.apple.com/jp/app/lumafusion/id1062022008)
「LumaFusion」は、プロフェッショナルな動画編集を可能にするiPad向けのアプリです。4000円の有料アプリですが、一度の購入でずっと使えるところも気に入っています。ただし、最近はCreator Pass加入者のみの追加機能などもあるため、より高度な画像編集が必要な場合は、サブスクリプション加入が必要です。Creator Passの料金は、月1,500円/年10,000円です。
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YouTubeへ直接アップロード機能もあるため、普段のYouTube動画はLumaFusionから直接YouTubeへアップロードしています。
▶️ [ごりゅごcast - YouTube](https://www.youtube.com/c/goryugocast)
高度な動画編集から、動画からの写真書き出し機能などまで必要な機能が全部入った動画編集アプリなので、私の利用用途の場合、iPadでの動画編集はLumaFusionアプリ1つで十分です。外部ストレージからの編集機能が追加されたので、ストレージ容量の少ないモデルでも動画編集ができます。
直感的なタッチ操作で、最大6個のビデオトラックと6つのオーディオトラックを活用し、4K ProResやHDRメディアの編集が可能です。グリーンスクリーンやクロマキー、カラー補正、キーフレームアニメーションなど、多彩なエフェクトや高度な動画編集機能を備えています。さらに、マルチレイヤータイトルの作成やカスタムフォントのインポートもサポートしており、クリエイティブな表現が広がります。 (Creator Pass 加入者は、12個のビデオトラックと12個のオーディオトラックの利用が可能)
最新バージョンでは、AIパーソンキーヤーによる背景置換や、スピードランピングと拡張キーフレーミング、マルチカムスタジオなどの新機能が追加され、編集の幅がさらに広がりました。
## LumaFusionの特徴
- **プロフェッショナルな編集機能**:6つのビデオ/オーディオトラックと6つの追加オーディオトラックを活用し、4K ProResやHDRメディアの編集が可能。
- **多彩なエフェクト**:グリーンスクリーン、クロマキー、カラー補正、キーフレームアニメーションなどを搭載。
- **高度なオーディオコントロール**:グラフィックEQ、パラメトリックEQ、ボイスアイソレーションなどで音声を微調整。
- 複数のアスペクト比やフレームレートに対応し、さまざまな用途に適応
- **最新機能の追加**:AIパーソンキーヤー、スピードランピング、マルチカムスタジオなどの新機能を搭載。
- **外部モニタープレビュー**:大画面でのプレビューが可能。
- **iCloud同期**:プロジェクトのバックアップや複数デバイス間での編集が容易。
- **直感的なインターフェース**:タッチ操作に最適化されたユーザーフレンドリーなデザイン。
- **▲価格**:買い切りで4,000円と、他のプロ向け編集ソフトと比較してコストパフォーマンスに優れる。
## 本格的な動画編集ができるLumaFusion
LumaFusionのメリットは、本格的な動画編集ができることです。
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Mac用の本格動画編集アプリ[Final Cut Pro X](https://www.apple.com/jp/final-cut-pro/)は36800円の有料アプリです。そのFinal Cut Pro Xと同じようなことができるiPadアプリがLumaFusionです。
iPadに最適化されたUIで、キーボードをつけていない状態のiPadでも十分快適に操作ができます。
動画やプロジェクトファイルの書き出し以外にも、静止画や音声ファイルのみの書き出しにも対応しています。YouTubeやVimeoなどの外部サービスにもLumaFusionから直接アップロードが可能です。
iPadの動画編集アプリを1つだけ選ぶなら、間違いなくLumaFusionをおすすめします。
LumaFusion 3.0から外付けドライブ編集が可能になり、iPad本体に動画ファイルを読み込まなくても動画編集ができます。外付けドライブに入った動画をLumaFusionで編集して、外付けドライブに編集後の動画を書き出すことも可能です。
反対にLumaFusionのデメリットは、4000円の有料アプリなので、無料で使える動画編集アプリに比べるとコストがかかることです。
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また、高度な編集ができる分アプリの操作方法や手順が複雑で、アプリの習熟に時間がかかるというのもデメリットの1つです。
LumaFusionは操作方法が複雑な部分もありますが、iPadだけでここまでできるの?というレベルでの動画編集ができます。
動画から静止画を切り出すスナップショット機能を使えば、簡単に動画から写真が書き出せます。iMovieのように動画を選択するだけで自動で動画編集はできませんが、動画を元に画像や音声を書き出し複数コンテンツに使用するならLumaFusionの方が使い勝手は良くなります。
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## LumaFusionの使い方をもっと知りたいなら
- 🎥 [iPad動画活用講座](https://ipadworkers.substack.com/p/2106seminar-mov)
- 🎥 [動画の情報量は写真やテキストの5000倍](khttps://ipadworkers.substack.com/p/2208seminar-mov)
## LumaFusionの新機能
以下は、LumaFusionアプリの**2024年4月から2025年3月**のアップデート内容をまとめたものです(バージョン5.0.0以降が対象です)。
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#### LumaFusionのアップデート内容
2024年4月以降、LumaFusionには以下の新機能や改善が追加されました。
### 5.2.2:2025年3月28日
- 特定のオーディオフィルターを使用したプロジェクトのエクスポート問題を修正
- インターネット未接続時の購入ステータス表示の不具合を修正
- Creator Pass加入者向けに、調整クリップでの全クリップにエフェクト・位置・回転・スケールなどを適用可能に
- トラック数を12ビデオ/12オーディオに拡張
- タイトルエディターでSVGファイルのインポート対応
- 新しいウィップズームトランジションパック追加
- LUTの重複ストレージ使用の廃止(重要な注意事項あり)
- 16進数カラームへ非対応(macOS)
### 5.2.1:2025年3月11日
- プライマリーオーディオを含むマルチカムプロジェクトの誤動作修正
- syrpzipプロジェクトパッケージのインポート不具合修正
- その他、5.2.2と同内容の新機能/改善/修正を含む
### 5.2.0:2025年2月25日
- Creator Pass加入者向けの調整クリップ機能を正式実装(キーフレーム、エフェクトの包括適用など)
- 12ビデオ/12オーディオトラック拡張
- タイトルエディターにSVGインポート機能追加
- タイトルシェイプレイヤーにアスペクト比スイッチ搭載
- 新トランジションパック追加
- 安定性・パフォーマンスの向上、LUTクリーナップ対応など
### 5.1.5:2024年12月23日
- タイトルエディタの画像インポート問題の修正
- プロジェクトアーカイブのタイトル表示不具合修正
- 安定性とパフォーマンスの向上
### 5.1.4:2024年12月16日
- 外部ドライブメディアのリンク不具合やトランジションオーディオ問題を修正
- Storyblocksのサブスクリプションが「Creator Pass」にリネーム
- 無料機能としてAIパーソンキーやトランジション自動トリミングなどが追加
### 5.1.3:2024年12月4日
- マルチカム切替タイミング問題やディスプレイロック、クラッシュ修正など
- 5.1の新機能(AIパーソンキー、トランジショントリミングなど)を引き継ぎ
### 5.1.2:2024年12月2日
- FCPXMLエクスポートの問題、安定性向上
- 5.1.0アップデートからの不具合対応
### 5.1.1:2024年11月29日
- 起動時クラッシュとFCPXMLエクスポートの修正
### 5.1.0:2024年11月27日
- Storyblocksクリップ利用には「Creator Pass」が必須に変更
- AIパーソンキー、コピー/ペースト速度の調整、音量波形ゲイン対応
- iOS 18対応やスローモーションクリップの不具合修正
### 5.0.5:2024年11月7日
- 一部プロジェクトでの機能停止、安定性表示不具合を修正
### 5.0.4:2024年10月2日
- アンカークリップ移動、パフォーマンス低下の問題修正
- 安定性向上
### 5.0.3:2024年9月12日
- キーフレーム追加時のエラー、インポート時の時間エラーなどを修正
### 5.0.2:2024年9月8日
- Storyblocksクリップ、オーディオ、トランジションの各種不具合修正
### 5.0.1:2024年9月3日
- ミュージックライブラリの不具合、縦向きiPhoneでの表示問題などを修正
### 5.0.0:2024年8月20日
- スピードランピング&エンハンスド・キーフレーミング機能がアプリ内購入で利用可能に
- 多数の新しいトランジション、調整可能なエフェクトエディター、プレビューオプションを追加
- What's Happeningパネルで最新情報が確認可能に
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ご希望があれば、このリストをテキストファイルやMarkdown形式で出力することも可能です。
### バージョン 5.2.0 の新機能(2025年2月25日)
Creator Pass 加入者およびスピードランプと拡張キーフレーム所有者向けの新機能
- 調整クリップ:調整クリップの下にあるすべてのクリップに、エフェクト、位置、回転、スケール、クロッピング、ブレンドを適用できます。
- トラックの追加:12個のビデオトラックと12個のオーディオトラックで、より柔軟なタイムラインを実現。
- クリップエディターの表示ボタンにより、調整クリップの操作が簡単になります。
#### 新機能
- タイトルエディターでカスタムシェイプとしてSVGファイルをインポート可能に
- 60個を超える新しいシェイプが追加
- タイトルシェイプレイヤーのアスペクト比スイッチにより、シェイプが使いやすく
- 新しいクイックズームトランジションパックの追加
#### 改善点
- アニメーション化時に位置、回転、スケールのコントロールが1つのグループに
- FCPXMLエクスポートの互換性が向上
- タイトルエディターでの画像(およびシェイプ)のインポートが改善され、シェイプと画像のインポートボタンがタイトルレイヤーコントロールの上にあるツールバーに移動
### バージョン 5.1 の新機能(2024年12月23日)
#### クリエイターパス
- 「Storyblocks for LumaFusion」は「Creator Pass」に名称変更され、サブスクリプションで以下の機能がアンロックされます
- スピードランピング
- 拡張キーフレーミング
- マルチカムスタジオ
- FCPXMLエクスポート
- 100万以上のロイヤリティフリー素材(映像、背景、音楽、SE)の利用
- 既存のStoryblocksサブスクライバーは自動的にCreator Passにアップグレードされます
#### 新しい無料機能
- AIパーソンキー:人物の背景を簡単に置き換え、マスク処理が可能
- クリップ間のコピー&ペースト速度の向上
- 波形のゲイン調整:オーディオレベルを視覚的に確認しやすく
- FCPXMLエクスポートの改善:トランジション処理がスムーズに
- iCloud Driveのバックアップ整理の改善
### バージョン 5.0.0 の新機能(2024年11月)
- スピードランピング機能の追加:動画の速度を滑らかに変化させるスピードランピング機能が導入され、よりダイナミックな映像表現が可能になりました。 
- イーズイン/アウト機能の追加:アニメーションの開始と終了を滑らかにするイーズイン/アウト機能が追加され、プロフェッショナルな仕上がりを実現します。 
- ガイド線機能の導入:編集時のレイアウト調整を容易にするガイド線機能が追加され、精密な配置が可能となりました。 
### バージョン 4.2.0 の新機能(2024年8月)
- オーディオピッチ維持機能の改善:最新バージョンへのアップデート後、「オーディオピッチを維持」機能に関する問題が報告されており、ユーザーエクスペリエンスの向上が図られました。 
### バージョン 4.1.3 の新機能(2024年5月)
- 比較動画作成の手順改善:複数の動画を同時に比較する際の操作性が向上し、ユーザーが効率的に編集できるようになりました。