[「Linearity Curve」をApp Storeで](https://apps.apple.com/jp/app/linearity-curve/id1219074514) Linearity Curve(旧Vectornator)は、Mac・iPad・iPhone向けの無料で使える**Illustrator互換のあるベクターデザインアプリ**です。 プロフェッショナルなデザイン機能を搭載しながらも、初心者にも使いやすい直感的な操作性を持っていて、ロゴ、イラスト、ポスターなどのデザイン作成が可能です。 もともとは「Vectornator」という名称で開発されていましたが、2023年にブランドのリニューアルを経て「Linearity Curve」に改名されました。 ![[F3A7E637-7E8D-4EEE-A18D-490F0BF6168C_1_102_a.jpeg]] 有料版にアップグレードすると、画像のベクター化(オートトレース)や追加エフェクト機能が利用可能になります。また、テンプレートやフォントの種類も大幅に増え、より高度なデザイン制作が行えます。 ## Linearity Curveの特徴 - **Illustrator互換**:SVGやPDFでのエクスポートが可能 - **無料で利用可能**:基本的なベクター編集ツールを使用可能 - **レイヤー管理**:複雑なデザインも整理しやすい - **Apple Pencil対応**:直感的なペンツールとブラシツール - **AI機能(有料)**:画像のオートトレースや背景削除が可能 - **豊富なテンプレート**:4,000以上のカスタマイズ可能なテンプレートを提供 - **エフェクト機能**:影やグラデーションなどの視覚効果 - **多様なファイル形式**:PNG、JPEG、PDF、SVG、AI形式に対応 - **クラウド同期**:デバイス間でのシームレスな作業が可能 - ▲無料版は作成できるファイル数に制限あり ## Adobe Frescoはアプリチュートリアルやテクニックが学べる学習コンテンツが豊富 Adobe Frescoにはアプリ内に豊富な学習コンテンツが用意されています。サイドバーの「学ぶ」という項目からアクセスできます。 ![[DDF296AA-954F-4049-8820-EB03ACFE26A9_1_102_o.jpeg]] 基本的なAdobe Frescoの使い方はもちろん、各アーティストのAdobe Frescoチュートリアル動画もアプリ内で視聴できます。動画を再生すると、自動的にピクチャインピクチャで表示され、実際に操作をしながら動画を見ることができます。 ![[A9B5C2D7-920A-4508-82E7-36AFB84C2DCC_1_102_o.jpeg]] 他にも、Adobe Frescoを使っているアーティストのライブ動画や、Adobe Frescoで制作された作品なども見られます。 ![[396B2248-5880-46E0-95D0-58234A704541_1_102_o.jpeg]] 集められた動画や作品は、すべてAdobe Frescoを使ったものばかりなので、とても参考になります。 ## Adobe Frescoは水彩ブラシがとてもリアル Adobe Frescoのライブブラシ(水彩・油彩)を使うと、色の滲み具合や混ざり具合をかなりリアルに描けます。 ![[3F1F81B5-AE1F-4F12-9A9B-28571F900910_1_102_o.jpeg]] ProcreateやCLIP STUDIO PAINTなどのお絵かきアプリでも、水彩ブラシは使用できますが、ここまでリアルにはなりません。もちろんぼかし機能やカスタムブラシなどを使えば水彩の質感を出すことはできます。 Adobe Frescoを使うと、画用紙に絵の具が広がっていくような様子を体験できます。 ## Adobe Frescoの無料版と有料版の違い ### 無料の機能 - クラウドストレージ2 GB - ブラシ(ABRファイル)の読み込み機能 - 種類豊富なブラシ:有料版と同じ、全てのピクセルブラシ、ベクターブラシ、ライブブラシが使えます。また、Photoshopのブラシ(ABRファイル)の読み込みにも対応(無料でも読み込みできるようになった) - 無制限のレイヤー - シェイプにスナップ:ストロークの終点で保持することで、完璧な円、多角形、線、曲線を作成できます。 - 内側をペイント:囲まれた領域を任意のブラシで塗りつぶすことで、素早い作業が可能となります。 - カラーパレット:Frescoはアートワークを読み込むと、自動的にカラーパレットを作成します。 - カラー調整機能:Photoshopのように、明るさ、色相・彩度、カラーバランスなどの調整が可能。 - マルチカラースポイト:作品の好きな部分を選んで、ピクセルブラシやライブブラシを使って一度に複数の色でペイントできます。 - モーションツール:アートワークに簡単に動きを加えましょう。フレームアニメーションを作成したり、モーションパスを使ってアニメーションを制作し、GIFやMP4ムービーファイルに書き出せます。 - タイムラプス記録:アートワークの制作過程を初めから完成まで、動画で書き出し再生できます。 - マジックワンド、ゆがみ、自由変形:マジックワンドツールを使ってアート作品を簡単に選択して、ゆがみツールや他の自由変形ツールでオブジェクトを編集できます。 - ドローイングをサポート:ものさし、円、四角、多角形をブラシでなぞったり、フィルツールを使いシェイプの中や外を塗りつぶしたりできます。 - ガイドとグリッド:アートワークの位置を簡単に整列したり、自然な奥行きある作品を作成したり、インポートした写真から遠近法を表現できます。 - アートワークの共有:PNG、JPG、レイヤーを保持したPSDファイルなど人気のフォーマットに書き出し可能です。 - PhotoshopやIllustratorとシームレスに統合:Photoshop、Illustratorアプリでドキュメントを開くことができます。書き出しや取り込む必要はありません。ベクターブラシを使ったイラストをIllustrator iPad版またはデスクトップ版に直接送信して、作品を完成させることができます。 ### プレミアム版の機能 - クラウドストレージ 100GB - Adobe Fontsの利用で1,000種類以上のフォントが使える Adobe Frescoのプレミアムプランは月1080円/年8900円です。Adobe FrescoおよびAdobe Photoshop iPad版が利用できるプランになります。Adobe Fresco単体プラン(年1150円)はなくなりました。 有料版にすると、iPad版のPhotoshopが使える他、Adobe Fontsの利用や、Adobeのクラウドストレージ100GBが使えます。 ![[FF8C7C69-2BF3-4FC4-BC78-8D3751FAFF1E_1_102_o.jpeg]] ## Adobe Frescoの使い方をもっと知りたいなら - 🔤👩‍🎨 [Adobe FrescoでiPadレタリング講座](https://note.com/haruna1221/n/nd1ba059796ec)(50分) - 🎧[はるなのiPadのホーム画面を見ながら具体的にどういうアプリを使っているかいろいろ聞いてみる 作成者:ごりゅごcast](https://podcasters.spotify.com/pod/show/goryugocom/episodes/iPad-edvsau) ### 6.1.0:無料で全ブラシ利用可能に 2024年10月23日 これまでプレミアムとして提供されていた Fresco の何千もの画期的なブラシに、誰でも無料でアクセスできるようになりました。さらに、独自のブラシを読み込むこともできます。 ![[AF3E38E6-8550-427A-976A-15F6D6056BCF_1_102_o.jpeg]] ### 5.7.0:新機能「対称ガイド」追加 2024年7月9日 対称: 精度メニューのクールな新機能である対称ガイドを使って創造性を発揮しましょう。反射や回転の様々なオプションから選択して、アートをポップに仕上げます。対称の機能は、ブラシ、消しゴム、ぼかし、シェイプの塗りつぶしのキャプチャ、マスキングの機能で使用できます。 ![[3CD4DD2C-A10F-448A-8542-90D9C77678FD_1_101_o.jpeg]] ### 5.6.5:Apple Pencil Pro対応 2024年6月13日 Apple Pencil Proで使える、「バレルロール」「スクイーズ」に対応し、特定操作に対して触知式フィードバックを返します。 ![[74BD5331-6C9A-40F7-801C-CDBF28BABD8E_1_102_o.jpeg]] アプリケーション設定から「入力」の絞り込みからスクイーズに割り当てる操作を設定できます。 ![[B7D356AC-DD6D-4339-B739-2FB665534E73_1_102_o.jpeg]] 変形中のオブジェクトの整列、「シェイプにスナップ」の使用、アニメーションフレームのスワイプ、タッチショートカットの状態を切り替えなどの操作で触覚フィードバックが得られます。 ![[74DB97D0-F007-485D-A0CD-5C7371772828_1_102_o.jpeg]]